• 創造へのアプローチは無限大。未来を工学する最先端機器が集結。

    原子のレベルまで試料を観察することができる顕微鏡や、建築構造物の性質・強度を調べる装置まで、大阪市立大学には、「やってみたい」をカタチにする最先端機器を各専門分野に完備。多くの可能性を秘めた技術の先に、豊かな未来が広がっています。

  • 化合物を工学する スマートクリスタライザー

    医薬品や食品など化合物の多くは晶析(結晶を作る)工程を経て生産されます。結晶を作る際には大きさや形などを均一にする必要がありますが、従来の装置では粒径が均一になりませんでした。本学ではその問題を解決するために、大きく均一な結晶を作ることができる装置を独自で設計・制作。新しい化合物の開発を支える強い味方となっています。

  • ナノ分野を工学する 超高真空走査型トンネル顕微鏡

    通常の顕微鏡は光や電子で物体の表面を観察しますが、この顕微鏡では物体と探針の間に電圧をかけ、針を物体の表面に近づけたときに流れる電流を測定し、電流の大小で表面の原子や分子を画像化します。この装置の発明で飛躍的に進歩した表面科学が、ナノ分野をはじめとする最先端の素材・技術を開発するための土台となっています。

  • 材料分析を工学する 三次元蛍光X線分析装置

    どのような元素がどのように分布しているか、三次元元素分布を試料を壊さずに分析できる本学開発の装置です。これまで難しかった原子番号の小さい元素の三次元蛍光X線分析をも可能にし、その分析能力(空間分解能)は世界トップクラス。非破壊で高精度の分析ができることから、鑑識・法科学分野、各種材料の解析に威力を発揮します。

  • 建築構造を工学する 三次元載荷実験装置

    建築構造物には構造物本体の荷重(自重)に加えて、地震や風などの荷重(外力)が作用するため、その際の挙動の確認が必要です。この装置では、構造物を模擬した小型モデルや部材モデルに対し、さまざまな方向・組み合わせの荷重を三次元的に設定でき、より実際の荷重に近い状態下での挙動の確認が可能。構造物の安全性の向上のために役立てることができます。

  • 電磁波を工学する 手作りフェムト秒レーザー

    光をコントロールすることで、フェムト秒(1フェムト秒=千兆分の1秒)の間だけ近赤外線と呼ばれる赤よりも少し波長の長いレーザー光を発生させる装置です。その一瞬の光は極めて強く、真夏の太陽光の数百倍にも及ぶ強度となります。このような極限の性能を持つ特殊なレーザー装置は、光と電波の間に位置する未開拓な電磁波領域「テラヘルツ波領域」の研究に役立っています。

在学生 Voice 工学部・工学研究科の頼れる先輩たち

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日本機械学会の卒業研究発表講演会で、ベストプレゼンテーション賞を受賞。大きな励みになりました。

橋口 佳実さん 大学院前期博士課程 機械物理系専攻 大阪府・大阪教育大学附属高等学校出身

各学科から選出される学修奨励賞(2年次)と、学部から選出される学業成績優秀賞(4年次)をそれぞれ受賞しました。入学時のガイダンスで賞の存在を知り、それを目標に勉強に取り組んできただけに、いただいた時には大きな達成感がありました。日本機械学会関西支部が主催する卒業研究発表講演会では、BPA(Best Presentation Awards)を受賞。

研究テーマは「界面活性剤水溶液薄膜の安定化機構に関する数値解析」で、1年間力を注いできた研究が学外の先生方などからも評価を得ることができ、嬉しかったです。また、3年次に外務省の海外派遣プログラムでアメリカを訪問し、国際交流にも興味を持つようになりました。今も英語の勉強に取り組むほか、本学に来ている留学生たちとも積極的に交流しています。

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研究を通じて水処理に関する仕事に興味を持った先輩

汚水処理に関する研究活動を通じて、水処理に関連した仕事に就きたいという卒業後の目標も見えました。

鬼頭 昇平さん 大学院前期博士課程 電子情報系専攻 大阪府立春日丘高等学校出身

研究テーマは、3DIMSP(3次元集積化マイクロソリューションプラズマ)を用いた汚染水のプラズマ処理について。薬剤よりも環境に優しいプラズマによる汚水処理の実用化をめざし、その効率を高めるための研究に取り組んでいます。研究を通じて水処理に関する仕事にも興味を持ち、専門の機器を製作するメーカーへの就職を考えるようになりました。

将来的に海外でも仕事ができればという思いもあり、研究活動と並行してTOEIC®を中心に英語も勉強中です。また、京都の寺社が好きで「古都散策有史会」というサークルに入り、会長も担当。メンバー間の折衝をはじめ、人の上に立つことの難しさを学ぶとともに、サークルのOBの方々との交流など、自身の成長につながるさまざまな良い経験ができました。

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研究と英語を併せて学ぶ先輩

身につけた英語力とUAVの制御に関する知識を活かし、グローバルに活躍するのが目標です。

本山 隆敏さん 大学院前期博士課程 電子情報系専攻 大阪府立高津高等学校出身

複数のUAV(無人航空機)に対する制御方法に関する研究に取り組んでいます。今の研究室を選んだのは、ドローンなどのUAVに興味があったことと、担当教員が外国人の先生だったことが決め手になりました。英語も併せて学べるのがその理由ですが、授業はすべて英語で行われ、目論見通りリスニングを中心に英語力も向上。海外の学会に参加する機会もあるようで、今から楽しみにしています。

現在手がけているテーマとしては、別々の場所に設置した3体のUAVを最終的に三角形にフォーメーションさせるためのプログラミングなどについて研究しています。現在学んでいる専門知識と英語力を活かし、卒業後は制御の分野で最先端を行くカナダをはじめ、グローバルに活躍するのが目標です。

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勉強もおろそかにせず、学業との両立を心がけた先輩

弓道部で育まれたひとつのことに集中する精神力は、研究の現場でも活かされています。

伊庭 翔子さん 大学院前期博士課程 化学生物系専攻 大阪府・大谷高等学校出身

がんの転移が研究テーマです。肺癌の骨転移を対象に、作製した抗体を使って、元の細胞と転移先の細胞との違いを調べ、転移の要因を明らかにしようと日々実験に取り組んでいます。大手化学メーカーと共同で研究を行い、やりとりをする中でさまざまな知見が得られ、勉強になるとともに「もっと知識をつけなければ」といつも多くの刺激を受けています。

学部生時代は学業とともに弓道部でのクラブ活動に力を入れ、副将を担当。入学後に競技を始めたこともあり、上達するため朝から晩まで弓を引き続けた時もありましたが、勉強もおろそかにはできないので、その両立を心がけながら4年間頑張りました。最も鍛えられたのが、ひとつのことに集中する姿勢で、弓道で培われた精神力は研究活動にも活かされています。

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空き家をシェアハウスにリノベーションした先輩

学生が主体となって、空き家をシェアハウスにリノベーション!実践的な勉強の場になりました。

重光 理沙さん 建築学科4回生 大阪府立天王寺高等学校出身

3年次の夏休みを利用して、大学近くの空き家をシェアハウスにリノベーションするというプロジェクトに参加しました。建築学科、生活科学部居住環境学科の3回生20名が中心となり、「空き家部」として、大学近郊という立地を最大限に活用できるプランニングを考えるところから、設計、オーナーの方へのプレゼンテーション、ロゴの作成や広報活動、解体・施工のお手伝いなどを行いました。

先生方からのアドバイスのほか、時には大工さんにも意見をいただく中で図面を何度も書き直し、住人たちがプライベートを持ちつつ、多彩な交流ができるシェアハウスをめざしました。有意義で貴重な実践の場になったのはもちろん、完成した時は関係者の方々への感謝と、大きな達成感がありました。ここで得られた経験を今後の学びにも活かしていきたいと思います。

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自分のやりたいことに全力で取り組んだ先輩

クラブ活動にアルバイト、研究活動と好きなことに全力で取り組めた4年間。毎日が充実していました!

木村 駿介さん 大学院前期博士課程 都市系専攻 兵庫県立川西緑台高等学校出身

大学では興味ある環境分野の研究にしっかりと取り組みたいと考えていました。それとともに、高校まで続けてきたサッカーを「真剣勝負ができる場」でもう少し続けたいと、クラブ活動にも力を注ぎました。週5回の練習と、授業やアルバイトとの両立は大変でしたが、自分のやりたいことに全力で取り組めた4年間は毎日充実していたと思います。

限られた時間の中、常に先々のことを考えながら行動するということを繰り返す中で、メリハリをつけて今やるべきことに集中する力も身につきました。

また、2年次から一人暮らしも始め、家事においてもわからないことがあれば自分で考え、行動するように。その中で育まれた自主性は大学院での研究活動でも活かされているほか、社会人になってからも役立ちそうです。

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