安心して暮らせる安全な街づくりと高齢化への対応は、日本社会における重要な課題です。
体が弱っているけれど自力歩行が可能な人に対して、移動の補助を行いながら、利用者の状態を見守り、様々な情報の取得やコミュニケーションを行えるスマート(知的)歩行車の実現を目指します。スマート歩行車は、体の支えとなり、自律動作により誘導や道案内を行います。また、通信技術により情報のやり取りが可能で、3次元表示や身振りによる操作により自然で直感的なインタフェースを実現します。各種センサや周辺のカメラ等により人の健康状態や状況を見守り、緊急時には医療機関に通報して対応します。さらに、災害時における情報提供や避難誘導にも対応する予定です。
センシング・ロボット技術
生体計測・画像処理
通信・インターフェイス技術
高齢者や要介護者の移動を支援
インタラクティブな情報提示手段による見守りインターフェース