研究戦略・プロジェクト

ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

安心して暮らせる安全な街づくりと高齢化への対応は、日本社会における重要な課題です。
体が弱っているけれど自力歩行が可能な人に対して、移動の補助を行いながら、利用者の状態を見守り、様々な情報の取得やコミュニケーションを行えるスマート(知的)歩行車の実現を目指します。スマート歩行車は、体の支えとなり、自律動作により誘導や道案内を行います。また、通信技術により情報のやり取りが可能で、3次元表示や身振りによる操作により自然で直感的なインタフェースを実現します。各種センサや周辺のカメラ等により人の健康状態や状況を見守り、緊急時には医療機関に通報して対応します。さらに、災害時における情報提供や避難誘導にも対応する予定です。

  • 安心・安全

    • 見守り
    • 健康モニタリング
    • 人とのつながり
    • 情報取得
    • 大規模災害時の対応
  • 高齢化社会

    • 医療・介護の人材不足
    • 自宅介護
    • 日常生活のサポート
    • 遠隔医療
    • 非常時の緊急対応

  • 体の弱い人の移動支援

    センシング・ロボット技術

  • 人の状態の見守り

    生体計測・画像処理

  • コミュニケーション支援

    通信・インターフェイス技術

スマート(知的)歩行車の実現

高齢者や要介護者の移動を支援
インタラクティブな情報提示手段による見守りインターフェース

  • 3D表示、身振りによる操作等の自然で直観的な情報インタフェース
  • 遠隔地とのコミュニケーション
  • 災害時の誘導など、緊急時の情報表示
  • センサや情報タグによる周辺情報の収集
  • 周辺のカメラ等により行動観察
  • 移動時の支え、誘導、道案内
  • バイタルセンシングによる健康見守り
  • 自律移動による積極的な支援

人の状態を察知して自律動作し、情報を提示して誘導するスマート歩行車