工学研究科 准教授 五十嵐幸一,教授 東 雅之,教授 米谷紀嗣,教授 伊與田浩志,准教授 辻岡哲夫,講師 尾島由紘らのグループは,2017年6月に伐採したヤシの木から抽出したバイオマス燃料を利用し,微生物燃料電池による発電に成功しました.これは,工学研究科研究戦略プロジェクト「都市資源の高度利用を目指した統合化バイオリファイナリー」(研究代表者:五十嵐幸一)による成果の一つであり,化学バイオ,機械工学,電気情報など,さまざまな専門分野の教員が連携して成し遂げられました.普段は捨てられてしまうような廃材から微生物を媒介としてエネルギーが得られることが実証され,バイオマス燃料が低炭素社会に貢献できることが示されました.
集合写真(最前列は,本研究に従事したバイオ工学科4年生 藤村友乃さん,化学生物系専攻 前期博士課程1年生 菊池亮太さん,同2年生 川口太一さん)
微生物燃料電池セル
発電した電気で省電力化LED回路を駆動
ワシントンヤシの一部